京都亀岡ハーフマラソン大会開催に向けてのガイドライン
このガイドラインは、日本陸上競技連盟の「ロードレース開催についてのガイダンス(第3版/2022年1月6日改訂)」を参考に、京都亀岡ハーフマラソン大会の開催に向けた留意点をまとめたものです。
本大会実行委員会は、このガイドラインに基づき、安全、安心の大会となるよう対策を講じてまいりますので、皆様の御理解と御協力をお願いいたします。
Ⅰ.開催の前提条件
- 緊急事態宣言の解除
- ①移動制限の解除
- ②不要不急の外出自粛の解除
- ③店舗営業自粛の解除
- 京都府からイベントの開催が認められていること。
- 開催地域において新型コロナウイルス感染症に関する医療体制が整っていること。
- 競技会に関わるすべての人の健康状態の管理体制が整えられていること。
- 「感染症予防対策マニュアル」を作成していること。
- 日本陸上競技連盟ガイダンス「競技会開催について」に沿った競技会運営をする。大会終了後に所定の報告書を提出すること。
Ⅱ.基本注意事項
- 徹底した感染症予防策の実施
- 危機管理体制の構築
- 大会に関わるすべての人の健康状態の把握
Ⅲ.配慮事項
- 大会に関わる全ての人への感染症対策に対する各種注意事項
- 個人情報取得の同意
- ①個人情報の取得目的を明記 ⇒ 競技運営目的以外に感染症予防対策目的に個人情報を取得する旨を大会要項に記載し、体調管理チェックリストで同意を取得する。
- ②個人情報の第三者提供 ⇒ 保健所・医療機関などへ情報提供することへの同意を取得する。
- ③個人情報の保管期間 ⇒ 大会終了後3か月保管し、その後適正かつ速やかに廃棄する。
- 主催者が行う感染症予防への同意
主催者が行う感染症予防対策を事前に参加ランナー、競技運営関係者に周知し、従うことを前提に大会に参加、従事させる。- ①主催者から健康状態の確認に応じること。(開催1週間前・当日・終了後2週間)
- ②参加ランナーが、感染者、濃厚接触者、感染疑い者になった場合は、大会主催者の対応に応じること。当日の発熱、感染疑い症状がある場合は参加を断る。
- ③主催者が定める感染症対策においてランナーに協力を要請する場合があること。(マスク持参(レース中も捨てずに所持)、検温など)
- 主催者の免責事項
- ①主催者はランナー、競技運営関係者に対して、加入保険の補償内容(外傷のみ)を明示する。
- ②主催者は感染に対するいかなる責任も負わない。
- ランナー、競技運営関係者、観客に濃厚接触者、感染疑い者の参加の可否
- ①感染者:大会開催日の3週間前以降にPCR検査もしくは抗原検査で陽性反応があった場合は、ランナーは出場を認めない。
濃厚接触者:保健所から濃厚接触者と認められた場合14日間症状が出ていない選手は出場できる。
感染疑い者:感染疑い症状の発症後に少なくとも8日が経過、または症状消失後に少なくとも3日が経過している場合は出場できる。 - ②競技運営関係者(競技役員・補助員・ボランティア等)は従事を認めない。
- ①感染者:大会開催日の3週間前以降にPCR検査もしくは抗原検査で陽性反応があった場合は、ランナーは出場を認めない。
- 大会が中止になった場合の対応
- ①参加料返金の有無 ⇒ 原則返金しないが、中止となったときの大会必要経費を差し引いて返金する場合もある。(返金の場合は、エントリーサイトから返金)
- その他
- ①ランナー・競技役員・大会役員・ボランティア等が65歳以上の方や基礎疾患のある方は重症化リスクが高い旨を認識したうえで参加いただく。
- ②ランナーは、走行中以外はマスクを着用する。(不織布マスクを推奨、各自持ち帰りを徹底)
- ③申し込みはWEB受付とし、ナンバーカード等は郵送する。
- 個人情報取得の同意
- ランナー・関係者の健康管理
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- ①日々の体調管理を徹底し、体調管理チェック表、行動記録(訪問場所と時間)のデータを1カ月以上各自で保管すること。
- ②保健所によって感染者または濃厚接触者に該当した場合は、感染経路の特定のための情報を保健所に提供する場合があるため、異常を感じた日から遡り2週間前までの体温・体調・行動記録を記録しておくこと。
- 開催1週間前
- ①開催1週間前から提出用「大会当日の体調チェックシート」に記入し、大会当日に提出する。
- 大会当日
- ①入場制限の入口を設け、サーモグラフィーなどを設置し、感染疑い者がないか確認する。
- ②感染疑い者を発見した場合は、感染者予防対策マニュアルに基づき、医師、看護師の指導や相談のうえ、慎重に対応する。
- ③所定の書類が提出されない、または適切に健康管理がされていないと主催者が判断した場合は、大会への出場を認めない。
- 大会終了後2週間
- ①参加者は大会終了後2週間、「大会後体調管理表」に記入し、体調管理を行う。感染症についての相談・受診の目安に該当する症状が発生した場合は、医療機関に相談・受診し、診断結果を大会主催者に報告する。
- ②主催者は大会終了後2週間以内に感染報告を受けた場合、開催自治体の衛生部局に連絡し、指示に従う。
- ③主催者は地元行政と情報発信を行う必要の有無を協議する。
- ④濃厚接触者が追跡可能な状況で感染者が発生した場合など必ずしも情報発信の必要はない。情報発信する場合は、当該者のプライバシー保護に最大限の配慮をする。
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- 感染予防対策
- 会場計画
- ①密閉・密集・密接を回避した会場計画・ゾーニングを行う。
- ②輸送バス、更衣室、招集所、スタート待機場所、給水所、トイレなどにおいて、換気を行うとともにマスク着用の徹底と大声での会話をしない注意喚起を行う。
※バスの輸送手段の運営方法⇒(公財)日本バス協会の予防対策ガイドライン
- 競技運営
- ①ソーシャルディスタンスを確保した競技運営
○定員を設定する ○競技役員・ボランティアの配置計画 ○参加ランナーの動線設定 - ②接触を極力回避した給水所の運営
○使い捨て手袋の着用 ○手渡しでの提供は行わない ○回し飲みの禁止 ○補給食は提供しない(補給食の持ち込みを推奨) - ③嘔吐物は防護具(フェイスシールド、使い捨て手袋、マスクなど)を着用した者が対応し、消毒を行う。
- ④フィニッシュ後にマスクを着用、手指消毒を行う。
- ⑤記録証はその場で印刷せず、WEBで発行する。
- ⑥取材や表彰式を実施する場合は3密を回避した形で実施する
○人数制限 ○ソーシャルディスタンスを確保 ○屋外で実施
- ①ソーシャルディスタンスを確保した競技運営
- 医療対応
- ①医療チーム(医師・看護師)を救護テントに常駐させ、常に相談できる体制。
- ②感染疑いがある者への対応は、医療チームに相談、感染症予防対策マニュアルに沿って対応。
- ③個人防護具(フェイスシールド、使い捨て手袋、マスクなど)を準備。
- ④発熱者が出た場合の隔離テントを確保。
- トイレ
- ①感染予防の張り紙を添付
- ②常駐トイレはふたをした後流すことの徹底
- ③消毒液の準備
- ごみの廃棄⇒感染の危険性のあるもの⇒別処理
- ①参加者が各自で持ち帰るよう事前周知とアナウンス。
- ②マスク等(ウイルス付着の可能性のあるごみ)はビニール袋で密閉し、縛って廃棄。
- ③飲み残し飲料水の適切な処理(公道に流さない)
- ④衣服は脱ぎ捨てないよう事前周知し、アナウンスする。脱ぎ捨てられた衣服は、使い捨て手袋、トングで回収し原則廃棄する。
- 沿道での応援
- ①ソーシャルディスタンスの確保、滞留禁止呼びかけ
- ②大声で応援の禁止
- ③ハイタッチ等の禁止
- 予算編成
- ①感染症予防対策に関する費用の算出をする
- ②開催直前に感染拡大等で中止判断を行った場合の損失を算出する
- ③スケジュールに応じた返金のシミュレーションをする
- ④事業の継続を優先する
- 会場計画
- 情報発信
- 情報管理
- ①感染者、濃厚接触者、感染疑い者が発生した場合、行政及び保健当局と協議のうえ、情報発信の有無、方法について協議する。
- ②公表を行う場合、公表内容を含めて日本陸連に連絡する。
- ③公表する場合は、濃厚接触者が特定できない場合など、不特定多数の人に必要がある場合とする。
- ④プライバシー保護のため個人名は公表しない。
- ⑤感染者本人が個人名の公表を求めた場合、匿名での公表であっても社会的責任を果たすことができる旨を伝える。
- 大会終了後の報告事項
- 感染報告があった場合は、主催者は参加者数、競技役員数、感染者発生状況などについて日本陸上競技連盟に報告する。
- 情報管理
(日本陸連ロードレースガイダンスより)
※記載事項は感染状況および政府・自治体からの要請等により追加・変更されることがあります。
新型コロナウイルス感染防止対策
- 参加者等の個人情報について、大会主催者が保健所・医療機関などの第三者感染症予防対策機関へ情報を提供することに同意するものとします。
- 大会主催者が行う感染症予防対策に従ってください。
- 大会開催日の2週間前以降に陽性が判明又は感染疑い症状が発生した場合、当該選手は参加を辞退又は主催者による出場権利の取り消しを行います。
- 保健所から濃厚接触者と認められた場合、PCR検査で陰性と認められた選手の出場を認めます。
- 参加者は、走行中以外はマスクを着用してください。なお、使用済みマスクは各自が持ち帰ってください。
- 参加者は、健康管理表(日本陸連のHPからダウンロードし、印刷して持参)、または健康管理アプリで、12/5(月)~11日(日)までの健康状態を適切に管理し、大会当日、係員にいずれかのチェックを受けてください。チェックを受けない、または適切に体調管理がされていないと大会主催者が判断した場合、出場を認めません。
- 参加者は、大会終了後2週間体調管理を行い、感染症についての相談・受診の目安に該当する症状が発生した場合は、必ず医療機関で相談・受診し診断結果を大会主催者に報告してください。
- 大会主催者は、参加者、参加関係者、競技運営関係者の感染に対するいかなる責任も負いません。
※上記1~8の各事項の詳細については日本陸上競技連盟「ロードレース開催についてのガイダンス(チェックリスト)」によるものとします。また、記載事項は感染状況および政府・自治体からの要請等により追加・変更されることがあります。